2022年 横田基地にオスプレイはいらない11.13東京大集会


米軍横田基地(東京・福生市ほか)では、住宅や学校・保育園などが密集する真上で、毎日のように夜間・低空飛行やパラシュート降下が行われており、住民が長年爆音や墜落の危険にさらされています。多くの住民が「爆音はとても迷惑」「すでに事故が起きている。やめてほしい」「おだやかな空を返してほしい」と願っています。

 

2018年4月3日、在日米軍は、2019年10月~2020年9月に配備を延期するとしていたスケジュールを変更して、米空軍CV-22オスプレイの横田基地への配備を明らかにしました。スケジュールを前倒し、4月5日に横田基地に飛来。訓練後、今年の夏頃に正式配備すると一方的に発表しました。そして、10月1日、一方的に配備を強行しました。在日米軍は、数年かけて段階的に計10機450人を配備するとしています。在日米軍はこうした方針のもと、2021年7月、6機目のオスプレイを横田基地に配備しました。到底許されません。

 

CV-22オスプレイは敵地深くで、ひそかに破壊工作や対テロ作戦などを展開する特殊作戦部隊を潜入、脱出させることなどを任務にします。日本と世界の平和を脅かす存在であり、この点からも配備は許されません。

 

 

横田基地に配備されている6機を含め、米空軍はC V2 2オスプレイを今年、クラッチの不具合を理由に全機地上待機させました。3月にノルウェーで飛行中のオスプレイがこの不具合を起こ し墜落、乗員 4人が死亡し、6月には米国カリフォルニア州で墜落、乗員5人が死亡したからです。

米軍は、回転翼のギアボックスとエンジンをつなぎ、動力を伝達するクラッチが何らかの原因で滑り、「制御できない着陸」となりうると説明。しかし、米軍は事故原因不明のまま飛行を再開しています。ふたたび深刻な事故を起こす危険が高まっています。 

 

私たちは、CV-22オスプレイの飛来・訓練、配備増強の計画について、広く市民と団体、政党・会派、さらに行政と共同して配備撤回を求めます。





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墜落をまねく重大欠陥、覆いかぶさるように襲う爆音、暗殺・拉致のための特殊作戦機…危険なオスプレイの実際をぜひ知ってください。

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